西川ゴム工業株式会社
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西川ゴム工業株式会社は、広島の地で1934年(昭和9年)、弊社の前身であります西川護謨工業所創立以来、合成ゴム製品及び合成樹脂製品の製造を主として、今日まで弛まず歩んで参りました。
現在、弊社は、お陰さまで国内トップシェアを確保致しております「ドアーウェザーストリップ」の製造を始めとする自動車事業の他、弊社が長年にわたって独自に研究開発を積み重ねております高分子素材技術を活かした、コスメティック、建築・住宅、土木、モールド品(自動車・医療)等の産業資材事業を、積極的に推進致しております。
弊社の将来へ向けての事業展開と致しましては、先ず第一に自動車関連分野におきまして、「製品の更なる軽量化」「より環境に適応した製品開発」「遮音を始め快適かつ高品質な音環境を実現する製品開発」等を目指して参ります。
次に、産業資材分野におきましては、発想をゴム素材以外にも転換し、「発泡」をキーワードに人々の暮らしに直結した、地球環境にも人にも優しい、よりカンファタブルな製品の開発を目指して参ります。
更に第三の柱と致しましては、グローバル化の一層の推進であります。弊社では、1980年代半ばから、海外資本と提携するなど積極的にグローバル展開を図っており、現在では、北米、アジア(中国、タイ)、欧州(英国)に生産拠点、開発拠点を設け活動しております。
今後とも西川ゴム工業株式会社は、「正道」「和」「独創」「安全」の社是を基本に、社員一人一人がプライドと謙虚さを忘れることなく、企業の社会的責任とコンプライアンスを肝に銘じて邁進して参る所存でございます。
何卒、尚一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申しあげます。
代表取締役社長 西川正洋

 米国を起点とする、金融危機はまさに怒涛のごとく世界を襲い大きく深い経済的ダメージを与えております。私どもの主要分野であります自動車業界においてはもっとも大きな影響を受け、そこから浮かび上がるために必死の努力をしているところであります。
 課題を克服するための目指すべき方向として最も確かなことは以下のことが言えるのではなかろうかと思います。このたびのかってない経済危機は私どもが事業の主力としていた自動車業界のみならず大半の産業の有様を大きく、またかってないスピードで変革させるであろうことは間違いありません。どういった変革かといいますと、環境の変革であり、エネルギーの変革です。石化エネルギーから電気エネルギー多様の時代へとものすごいスピードで替わっていくであろうと思われます。
 この変化に対しどのような技術で対応しどういった製品をお届けることが、お客様あるいは社会に貢献できるかが大きな課題であり使命であると考えます。私どもは長年発泡技術の研究開発で、自動車関連製品はもとより、様々な製品を皆様にご提案ご提供させて頂いて参りました。
 特に自動車事業は、従来の製品機能(防水、防音、吸音、振動抑制)に、ここ数年は環境に適合した機能(リサイクル性、非環境汚染性)を既存品に付加してまいりました。今後はさらにCO2削減に大きく寄与する車体重量を低減のための超軽量化技術を駆使することで新しいシール部材をお届けしてまいります。
 こうした環境適合技術を開発し更に発展させ、その技術を自動車用部品及び、一般産業資材部品に適用させて行くことで、企業の成長性、企業価値を上げて参りたいと思います。また同時に、弊社の海外事業(北米、中国、タイ、インド、欧州)を率いる真のグローバルヘッドクオーターとしての位置づけを確固たるものとしてまいります。 こうした現況を踏まえ、西川ゴム工業株式会社の将来像を描くとき、「人材」が大きな課題となって参ります。弊社では、技術を次代へ伝承することを目指し、08年度に設立しました西川技術・教育センター(NTEC)におきまして、人材の訓練育成にも着手致しております。今後さらに経営、技術等にも人材育成の範囲を拡大して参ります。
 私共は、伝統の上に培って参りました技術と、社会に奉仕するという「西川イズム」を未来へしっかりと継承、発信して参ります。
 今後ともお引き立ての程、謹んでお願い申し上げます。

代表取締役副社長 山本文治
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