環境変化に対応できる「しなやかでたくましい会社」

　当社は1949年４月に設立し、「正道・和・独創・安全」を社是に、これまで自動車部品を中心に成長してきました。また日本の経済発展に伴い、1980年代より成長の場を海外にも広げてまいりました。

　時代は進み、地球環境の負荷軽減に対する取り組みが必須となり、これまでの技術や工法を当社でも見直すべき時代が来ました。今こそ、当社の持てる技術、工法の在り方、リサイクル技術の研究と拡大、社員全員の「しなやかさとたくましさ」を発揮する時です。そしてその結果は、世界中のお客様の「安心・安全・快適」へと確実につなげてまいります。 現在、中長期経営計画として、2025年を中間目標「あるべき姿」、目指す2030年での「ありたい姿」を掲げ、当社の将来像と解決すべき課題を抽出、対策中です。そして国際社会の共通目標であるSDGsやESG（環境・社会・ガバナンス）に対しても、段違いのスピード感で積極的に取り組んでいきます。

　一方、今後の働き方改革等、課題解決の迅速化を踏まえ、新年度より組織体制を一新しました。これまで6本部制であった組織から、本部規模を少し小さくして１０本部とすることで専門性の深堀、課題に対する解決の迅速化を図ります。そして業務執行の要となる本部長を執行役員に委譲することで組織の若返りを図るとともに、ジェンダーにとらわれない登用を拡大し、組織の更なる活性化を図ります。

　これからも西川ゴムグループでは、全ての「安全」を前提に、世界の拠点　（7か国日本含む、16工場）にて「正道」を保ち、どの国のメンバーとも「和」をもって、来るべき新時代に向けて皆様に「独創」を提案していきたいと存じます。

　今後も、世界中のステークホルダーの皆様からの期待にお応えしていきます。