リサイクル技術


乾留|炭化物入りアスファルト舗装

廃材を再利用して得られた炭化物を有効活用


製造過程で生じたスクラップゴムを乾留して回収した炭化物は、リサイクルの一環として製鉄燃料に利用されるほか、新たな用途開拓に向け研究が進んでいます。
近年では、広島工業大学工学部都市建設工学科(現:都市デザイン学科)/鹿島道路(株)中四国支店/広島市役所Ω:Project club(職員自発的研究活動グループ)と共同にて、回収した炭化物をアスファルト添加剤として用いる研究を進め、実際に採用いただきました。

施工実績


研究の結果、炭化物が有するアスファルトの増粘効果ならびに紫外線遮蔽効果により、丈夫で長持ちするポーラスアスファルト舗装ができることがわかりました。2004年3月、広島市の道路補修工事で採用され、以後広島高速道路公社、NEXCO西日本、国土交通省管轄の高速道路、国道並びに大手自動車会社の構内舗装などで合計85,000m²(2013年12月現在)施工されました。

排水性舗装の効果/排水性舗装の構造

「国道2号線小月バイパス」(下関市)



国土交通省のNETISに登録


2005年7月、国が認定した新技術として、国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録され、「土研新技術ショーケースin熊本2012」、「土研新技術ショーケースin東京2013」でも紹介されております。


国土交通省のNETISに登録


(財)クリーン・ジャパン・センター(現:(社)産業環境管理協会)から「資源循環技術・システム表彰」会長賞を平成21年に共同受賞しております。

平成21年度「資源循環技術・システム表彰」会長賞


これからも本技術の普及に努め、丈夫で長持ちする道路作りに協力していきたいと思います。