リサイクル技術


乾留|炭化物入りアスファルト舗装

資源循環技術として期待される乾留技術


乾留とは、空気を絶って固形物を強く加熱する方法で、この方法によれば有機物は分解して気体、又は液体となり、最後には揮発し一部は不揮発性の固体として残ります。
ゴム製品を乾留した場合、ゴム分とオイル分は分解して揮発し、主として配合したカーボンブラックが炭化物(固体)として残ります。
当社はゼロエミッション(埋立て屑削減)活動及びリサイクル活動の一環として、業界他社に先駆けて1997年から連続乾留装置を導入、スクラップゴムから炭化物、芯金、熱エネルギーを分離・回収しています。

この装置は、炉が充分加熱された後は廃ゴムから発生するガスを原料とするため、運転のための燃料が不要という特長もあります。
(始動時のみ、ブタンガス使用)
この乾留技術は、社会的に問題となっている廃棄自動車の粉砕屑、いわゆる自動車シュレッダーダスト(ASR:automobile shredder residue)のリサイクル方法の一つとしても見直されています。

炭化物の有効利用


こうして得られた炭化物は、製鋼原料の一つである「加炭材」、或いは「アスファルト添加剤」として有効利用されています。