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メッセージ

Top Message

圧倒的技術と信頼で
グローバルニッチトップ企業

皆様こんにちは、西川ゴム工業の小川でございます。

当社にとってこの1年は、企業価値向上を軸とした経営を本格的に進め、会社としてのあり方を見つめ直す「変革の1年」であったと感じております。
特に、資本コストや株価を意識した経営への転換を進め、2025年2月に「2030年 グローバル中長期経営計画」追補版を公表したことで、成長戦略と資本政策の方向性をより明確にいたしました。その結果、長年の課題であったPBR1倍水準を達成し、ようやく一つの節目を超えることができたと受け止めております。
また、2025年5月には、機関投資家向け決算説明会を初めて東京で開催し、株主・投資家の皆様と直接対話することの重要性を改めて実感する機会となりました。今後も継続しながら、より開かれた経営に取り組んでいきたいと考えております。

事業面では、自動車の電動化や環境対応の流れを成長機会と捉え、製品の付加価値をどのように高めていくかを軸に取り組んでまいりました。軽量化と静粛性という、これまでは両立が難しかった領域にも挑戦し、従来製品比で最大約25%の軽量化を実現し得る技術を開発いたしました。今後は、この技術を活かして車両の省エネルギー化に貢献できることを確信しております。
加えて、生産体制の強化にも取り組んでおり、中国・湖北省では2025年9月に新工場を完成させ、当初計画を前倒しして稼働を開始するなど、グローバルでの競争力強化も進めております。

製造現場では、資源循環の観点から再生ゴム技術の開発を進めるとともに、産業廃棄物の削減に取り組んでおります。その結果、2025年度には産業廃棄物を43%削減(2013年度比)いたしました。また、脱炭素化を重要課題と位置づけ、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー施策を推進したことで、2025年度のCO₂排出量は39%削減(2013年度比)いたしました。2030年、そしてその先を見据えながら、できることを一つずつ積み重ねてまいります。

さらに、企業価値向上の基盤となるガバナンス改革にも踏み込み、2025年には経営体制を見直し、取締役会における監督と執行の役割をより明確化いたしました。また、社外取締役比率を50%まで高めるなど、取締役会の監督機能をより強化し、意思決定の透明性とスピードの両立を意識した体制へと移行しております。
あわせて、全社的リスクマネジメント(ERM)の導入や決算説明会の開催などIR活動の強化を通じた情報開示の充実化に取り組むことで、不確実性の高い経営環境においても持続的な成長を実現する基盤整備を進めております。

一方で、地域や社会との関わりについても、これまで以上に大切にしてまいりました。森林保全活動や海の環境づくりへの参画など、社員が主体となって関わる取り組みを続ける中で、改めて地域とともにある企業であることを実感しております。また、児童養護施設への支援や障がい者支援事業所との連携といった活動も継続しており、できることを丁寧に続けていく姿勢が社内に広がっています。

こうした取り組みを通じて、当社は単なる製造業から、環境・社会価値と経済価値を同時に創出する企業への進化を目指しております。
これからも、広島に根ざした技術力を基盤に、グローバル市場において不可欠な存在となる「グローバルニッチトップ企業」への進化を加速してまいります。
来たる創立100周年に向け、変革を止めることなく、さらなる企業価値の向上と持続可能な社会の実現に全力で取り組んでまいります。
今後とも、皆様の変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

西川ゴム工業株式会社
代表取締役社長

小川秀樹

日本の社長.tv

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